姫路城をおうちまでお届け
タイガー田中の秘密コマンドは
忍者隊
日本が舞台となった映画「007は二度死ぬ」にて、タイガー田中が率いる忍者隊が暴れておりましたので、今日は「忍者」について書きます。
忍者のおつとめ
忍者は聖徳太子の時代からいると言われる古い稼業ですが、活躍が多く見られるのは戦国時代から江戸時代です。
どんなお仕事なのかというと、スパイであり、SPであり、暗殺者であります。
一応、下にまとめました
「忍者」は造語
元々「忍者」という言葉ありません。
「眠狂四郎」や「真田十勇士」で有名な時代小説作家、柴田錬三郎さんが作った造語なのです。
それが今じゃ全世界で「NINJA」と呼ばれて通じるのですから、柴田さんってスゴイですよね。
では、「忍者」と呼ばれる前は何と呼ばれていたのか?
総称では「忍び」とか「忍びの者」とか「間者」という呼び名もあったそうですが、大抵は工作の種類によって呼び分けられていたそうです。
- 素破(すっぱ)・・・情報を集める者
「スッパ抜く」の語源は「素破」から来ていると思います。 - 乱破(らっぱ)・・・デマを流して撹乱させる者
楽器のラッパ(喇叭)は「乱破」と関係があるかどうかわかりませんが、吹聴して回ることなのでもしかしたら・・・ - 発破(はっぱ)・・・破壊工作をする者
今では、爆破する行為そのものを「発破」って言います。
忍者と大名
元々農民や商人なのに戦時に雇われて忍びの活動をしていた伊賀・甲賀タイプと最初から武将に抱えられていた風魔タイプとがありますが、いずれにしろ誰かにお金で雇われて動いていたようです。
例えば・・・
上記以外にも雑賀衆、戸隠流、鉢屋衆、黒鍬組など多々ありますが、ブログUP容量に限界があるので省略させていただきます。
残念ですm(__)m
タイガー忍者隊
007映画でも「007は二度死ぬ」で忍者部隊がゾロゾロ出てきます。
流派はわかりませんので勝手に「タイガー忍者隊」と呼ばせていただきます。
「タイガー忍者隊」は丹波哲郎さん扮する日本の情報部(内閣情報調査室)のトップ、タイガー田中の率いる忍者たちで、我が国の国宝・姫路城内にて秘密の訓練を受けておりました。
劇中で忍者が闘う相手は悪の組織スペクターの日本支部にあたる大里化学工業の労働者(スペクターの組員)た
ちです。
イギリス映画なのに日本人同士が善悪に分かれて闘うという珍しい構図が見られます。
そもそも昭和の時代に忍者なんておるん?
・・・と言いたくなりますが、そこはノー・コメント
西洋人はとにかく忍者が好きなようです。
当時は武術を取り入れた洋画がほとんどなかったため、この作品は先駆けとなりました。
パインウッドスタジオの火山基地のセットは、忍者見たさに映画関係者らがこぞって集まり、ギャラリーになっていたそうです。
マネーペニー役のマクスウェルさんも子連れで見えていて、8歳の坊やは大興奮したそうです。
そして、驚くべきことにショーン・コネリーが忍者コスプレをしました。
(ジャージにしか見えませんでしたが・・・)
よくぞコネリーが、アノ装束に着替えたものだと驚いてしまいます。
個人的にあまりにもウケてしまったので、先月(7月28日)のブログのコスプレ・ランキングで紹介しました。
コスプレランキング記事
ボンドの忍者コスプレを見てみたいと思われる方は来月のWOWOWでチェックしてみてください
WOWOWで007
TVで「007は二度死ぬ」を見ましょう
9/22(土)12:00~ WOWOWシネマ 字幕版
9/27(木)16:30~ WOWOWプライム 吹替版
主演:ショーンコネリー(初代ボンド)
ケン・アダムのデザインした実物大セットにも注目
《個人的には・・・》
タイガー田中(丹波哲郎)のお気に入りで、弾丸自体がジェット噴射で飛んでいくロケットガンという武器があるのですが、その訓練の的になっているのが「わら人形」でした。
と言っても呪いをかけるハンディなものではなく、等身大のわらマネキンです。
50年以上も前の作品とは言え、さすがに「わら人形なんて!」と思いましたが、まぁ・・・そういう誤解も含めて楽しめます。
一方、例の「国宝を傷つけた!」と問題になった手裏剣の的は、よく見かけるマン・ターゲットに近いものでした。
ギルバート監督の話では「細心の注意を払い、壁の手前に別の壁を立てて、奇妙な形をした武器(←つまり手裏剣)を打っていたのに、日本のマスコミが勘違いした」とおっしゃってましたが、真相はどうだったんでしょうか?
何はともあ
、イオンプロの皆様、日本で撮ってくれてありがとうございました。
また日本でロケしてください
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ボンドについて
追伸:
お盆明けより、いつになく大勢の方にご来訪いただきありがとうございました。
調子に乗って、毎日UPして参りましたが、9日目にして降参です。
残り15作品ありますが、少しピッチをゆるめて週に2回程度にして行こうかと思います。
(多分、放送日前に間に合うと思います)
その間、次回作「Bond25」の速報が入りましたら、その都度記事を入れて参ります。
不束者ですが、これからもよろしくお願いします。
残暑厳しい毎日ですが、皆様ご自愛くださいませ。
–カルマン・フィッシュ より —
ファン必見!姫路城
こんばんは‼️

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