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Twitterのフォロワー様に教えて頂いた記事なのですが、
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つい10日くらい前にこんな記事がアップされて話題になっていたそうです。
今日はこちらの内容について簡単ですが僕なりの見解をお話しておきたいと思います。
◎日焼け止めの化学物質が皮膚から血中に…!?
現在の皮膚医学においては美容と健康をそれなりに意識する場合、
長時間の紫外線に晒される環境では「日焼け止め」は絶対に塗るべきであるという風に考えられています。
なので僕もそうですし、世間一般的には多くの皮膚科医師や美容系有識者は「日焼け止めは必要」というスタンスにあります。
ただ今回のこちらの記事、
タイトルをさっと見る感じ非常に雲行きが怪しい雰囲気を醸し出していますね…(苦笑)
今日はこの話を色々考察するんですが、
まずは是非上記記事に目を通してみて頂きたいです!
ただ、極力全文お読み頂きたいですが、
面倒くさいという方に向けてかずのすけが特別に軽~く要約すると…
- FDA(アメリカ食品医薬品局)が発表した試験結果によると、日焼け止めに配合されている「紫外線防止剤(紫外線吸収剤)」が塗布等により体内に取り込まれ血中に流れこんでいることが明らかに。
- 試験を行ったのは「アボベンゾン」、「オキシベンゾン」、「オクトクリレン」、「テレフタリリデンジカンフルスルホン酸」の4種類で、被験者24名全員から、いずれの成分も血中よりFDAの定める閾値を超える濃度で検出された。
- 血中から検出はされたものの、いずれの成分においても現段階では重大な悪影響は認められていないが、長期的な安全性も不確かであると懸念を述べる医師も。
- 体内に取り込まれないことが明らかなのは全16種の紫外線防止剤の中で「二酸化チタン(酸化チタン)」と「酸化亜鉛」のみであった。
- 今後より精細な試験と安全性データの蓄積が求められる。
というような感じですね。
実はこのWIREDっていう情報サイトは、ライターさんの質によっては非常に良くない記事になっていたり、
良質な内容になっていたりとピンキリがあるサイトなのですが、
まぁ今回の内容はタイトルこそちょっと作為的なものを感じますが比較的悪質というほどのものではないかなと思いました。
それなりに元の論文内容を反映できているのではないかと思います。
つまり、書いてあること自体にウソがあるわけではなく、
実際に日焼け止め中の化学物質(紫外線防止剤)が血中に取り込まれていることが明らかになったよ
という内容になっていますね。
ただ、実はこの記事は、
今回の論文の「真の意味」に気づけていないというか…。
見落としているポイントがあるんですよね。
本当はそこをピックアップするべきではないかと僕は思いました。
◎日焼け止め成分が血中に取り込まれることは何も新しい知見ではない
そもそもなのですが、
「日焼け止めの成分が皮膚を通過して血中に取り込まれること」
これ自体は実は何も新しい知見ではなく、
これまでも幾度となく様々な研究チームが発表してきたことなんです。
特に今回はアメリカの研究チームだったことが注目された要因の一つなのかなと思うのですが、
ヨーロッパ方面では昔から紫外線防止剤…特に「紫外線吸収剤」の経皮暴露についてはかなり研究されていました。
それでいくつかの論文でも確かに紫外線吸収剤には経皮暴露があると言われていて、
僕もそれについては
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こちらの記事などでかなり昔にすでに自説を述べています。
こちらで紹介している論文では最も有名な「メトキシケイヒ酸エチルヘキシル」という吸収剤を計測しているのですが、
通常時使用であれば無影響レベルの吸収量であったものの
特にレジャー等で紫外線吸収剤の濃度の高い日焼け止めを長時間塗る場合は結構な経皮吸収があるようで、
それを長年継続的に使用した時の安全性については現状確実とは言えません。
ただし、紫外線に直で当たるとそれだけで老化や発がん、様々な健康リスクが生じるため、
全く日焼け止めを塗らないという選択をするべきではないと考えてます。
なので基本的には経皮暴露が起こらない吸収剤フリーのものを日常使いして、
どうしても長時間強い日光に当たる時に限定的に吸収剤入りの強力なのものを使う
という方法を僕は推奨しています。
まぁこれが僕なりの紫外線吸収剤への考え方です。
確かに成分的には不安要素が微妙に残るのは確かなのですが
健康リスクがあるかないか分からないものと、健康リスクが確実な紫外線を天秤にかけた場合
紫外線を直浴びするよりは大分マシでしょうという話に落ち着くと思っています(^_^;)
ただ、今回発表された論文は実はとても目新しい知見があり、
正直吸収されるかされないかなんてどうでも良いような内容だと僕は思いました。
その新しい知見とは何か?というと
・今回試験されたのが「アボベンゾン」、「オキシベンゾン」、「オクトクリレン」、「テレフタリリデンジカンフルスルホン酸」という4つの成分であったということ。
・上記全ての成分がFDAが定める無影響レベル(閾値)を超える検出量であったということ。
この二つなんです。
これには実はとても大きな意味があります。
◎「サンゴ礁問題」との関係ありか?4つの吸収剤の特徴
今回試験された紫外線吸収剤が
「アボベンゾン」、「オキシベンゾン」、「オクトクリレン」、「テレフタリリデンジカンフルスルホン酸」
という4つの成分であったということは、凄く意味深なんですよね。
というのは、
まず現在日本でもアメリカでも最も日焼け止めへの配合頻度の多い成分は
先ほど名前を挙げた『メトキシケイヒ酸エチルヘキシル』という成分なのです。
なぜ、今回の研究ではこの最も使用頻度の高い成分を試料に選ばなかったのか?
かなり不思議に思います。
普通ならばこの成分を真っ先に試料に選出してもおかしくないはず…。
と、思うのですが
これは恐らく昨年に話題となった『サンゴ礁問題』が関係している気がします。
サンゴ礁問題とは何かというと、
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こっちでこんな記事も書いているのですが、
実は先述した「メトキシケイヒ酸エチルヘキシル(別名:オクチノキサート)」が、
サンゴ礁に悪影響を及ぼす懸念があるとして使用禁止になるという話があったのですね。
あと加えて「オキシベンゾン」も禁止成分の一つなのですが、
その結果色々ありまして上記のメトキシケイヒ酸エチルヘキシルやオキシベンゾンを使わない日焼け止めを作ろうとする動きがあるのです。
それで、これが実は去年海外在住のフォロワー様より頂いた、
現地で販売されている「サンゴ礁にも優しい」という名目で販売されているサンスクリーンの成分表です。
成分のところを見ると、
1番上のところなのですが
「Avobenzone(アボベンゾン)-3%」「Octocrylene(オクトクリレン)-8%」…
などなど、
先ほど試験されていた4つの成分のうちの2つが結構な濃度で配合されているんです。
つまり、
メトキシケイヒ酸エチルヘキシルを避けて作られる日焼け止めが今後増えていくと考えられるのですが、
これを避けると十分な紫外線防止効果を出すのにアボベンゾンとかオクトクリレンなんていう成分を高濃度で配合していく必要が出てきます。
だからメトキシケイヒ酸エチルヘキシルは除外して、
他の成分を調べたということなのかな?という気がします。
(というかメトキシケイヒ酸エチルヘキシルはもう散々研究されていてほとんどの場合無影響レベルの暴露しかないことが明らかなのでやる必要が無かったということかもしれませんが)
で、結果としては
メトキシケイヒ酸エチルヘキシルの代替成分として使われ始めたアボベンゾンもオクトクリレンも、
FDAの定める無影響レベル以上の吸収があることが明らかになった、と。
これ、凄い意味のある研究結果だと思いませんか?f(^_^;)
(メトキシケイヒ酸エチルヘキシルは高濃度品を長時間塗布しなければ無影響レベル以下の吸収しか起こらないことが予め分かっています。)
◎4つの吸収剤の日本での使用状況について
ちなみに、これらの吸収剤成分は、日本ではあまり利用頻度の多い成分ではありません。
何度も登場している「日本でよく使われる代表的な紫外線防止剤の表」をこちらに掲載します。
基本的に最も人気な吸収剤は「メトキシケイヒ酸エチルヘキシル」です。
なんだかんだこれが1番安全性が高いからですね(^^;)
「オクトクリレン」は特定の医薬品成分と反応して日光過敏症を起こす可能性が示唆されているなどの理由からか日本ではまず用いられているのを見たことがありません。
ただ、頻度や配合量は少
ないものの、
・オキシベンゾン(オキシベンゾン-3)
・アボベンゾン(日本の表示名『t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン』)
・テレフタリリデンジカンフルスルホン酸
の三つは配合されているのを見かけます。
オキシベンゾンは昔からあまり良くない成分として知られているのでほぼ見かけませんが、
後者二つについては、
最近よくある「ディープUVA」とか「ロングUVA」などの対応日焼け止めにかなり配合されています。
(以下の記事にも書いたのですが、ロングUVA対応の吸収剤は成分の構造がかなり特殊になるので、今回のこと結果にはかなり納得できますね…。▶)
特に「テレフタリリデンジカンフルスルホン酸」はロレアル系列(例えばラロッシュポゼシリーズなど)の日焼け止めに頻出ですね。
元々ロレアルがロングUVAに対応する成分として開発した比較的新しい成分です。
いずれも紫外線吸収剤としてはとても優秀な成分なので絶対避けろというつもりはないのですが、
やはり何も考えずに毎日使うというのにはいささか問題があるのかもしれませんね。
今後研究が進んで「全く問題ない」と言われる可能性も十分ありますが、
現状では極力普段使い用は経皮暴露の少ない成分のものを選びたいですね。
ただ今後この成分の安全性が不十分という結果になれば、
アメリカでは上記成分が配合されている製品自体販売禁止になる可能性もあるとのことです。
(各メーカーには研究結果を今年の11月までに提出しろというかなり厳しい要求をしているのだそう;)
◎いずれにせよ「紫外線吸収剤フリー」であれば何の問題もない
まぁこれも結局サンゴ礁問題と同じ結論に落ち着くのですが、
『紫外線吸収剤フリー』…つまり『紫外線散乱剤のみの日焼け止め』であれば
今回のような経皮吸収という側面から見ると全く問題ないという結論です(^_^;)
ちょっと前に
▶
こういう記事も書いていて、
散乱剤のみの日焼け止めってやはり扱いがちょっと難しい側面があります。
そういう意味で吸収剤のものを求められる方も多いのですが
一応今回のような化学物質の体内暴露や健康リスク上の話になると
やはり酸化チタンと酸化亜鉛は現状最も安全な成分という評価ができそうです。
ちなみにアメリカで使われてる日焼け止め成分16種類のうち、
今のところ再審査で安全性と効果が十分と確認されてるのはこの二つだけなんですって。(苦笑)
11月には研究データが各メーカーから提出されて、
その後最終審査があるので、この話題の結論が出るのは多分来年以降になるでしょう。
幸いうちのブランドで作っているのは吸収剤フリーの製品なので直接関係はありませんが、
日焼け止め業界にはかなり大きな影響がありそうです。
今後の続報が気になりますね。
※追記※
こういう話が一般に出てくるとすぐに「経皮毒!」とか言い始める人がいるのですが、そもそも経皮吸収と経皮毒は別物です。経皮毒は「吸収された成分が体内に蓄積されて重大な疾病を誘因する」という俗説ですが、現在化粧品に配合が許される成分は体内蓄積が起こらない、毒にならないものだけです。
「吸収されて血中に取り込まれた」というだけで経皮毒と安直に結びつけないことです。血中に取り込まれたとしても毒にならないものは沢山あります。経皮吸収=経皮毒、ではありません。経皮毒自体は全くのデタラメと言い切っても過言では無いので、その辺りに誤解が無いよう注意して欲しいです。
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雅子様と紀子様について、世間一般に知られていることについて、結婚前の御名前のおもしろい話があります。
秋篠宮紀子様は、結婚前 川嶋紀子さんでした。
かわしまきこ
雅子様は結婚前、小和田雅子さんでした。
おわだまさこ
ひらがなで皇太子妃 雅子様(おわだまさこ)と秋篠宮 紀子様(かわしまきこ)の名前を並べて書き、一字おきに上段、下段と読んでいくと、上段、下段を交互に読んだにも関わらず、お二人のお名前になります。
お二人の名前を交互によむと、どちらも成り立つという妙が発生します。
青色の矢印(かわしまきこ)、赤色の矢印(おわだまさこ)
ともにお名前になります。
お二人のお名前については、単なる偶然ですが、絶妙な関係になってます。
お二人について運命的な関係を見てみましょう。
生前から皇室に入ることが定められており、生まれています。
たくさんの候補がいらっしゃいましたが、その中で、このお二人に決定いたしました。
紀子様が選ばれたから、雅子様が皇太子妃になったような関係です。
紀子様でなければ、皇太子妃は、ほかの候補の方になったでしょう。
始めに皇室入りがお決まりになった方の運気により、あとの后候補が決まってます。
紀子様の運気がすばらしいので、皇太子妃には運気的要素は求められておりませんでした。
トータルで運気を計ってるようです。
逆に、紀子様の運気が標準、または悪ければ、皇太子妃には大きな運気を持つ方でないといけなかったようです。
雅子様、紀子様のお二人は、皇室に嫁ぐにあたり運命を共有する形になりました。(以降、文章を書くうえで、運命共有者と記述します。)
ご結婚前のお名前の関係は特にありません。
運命共有者の関係は、片方が立ちいかなくなっても、片方がフォローするという魂の関係が存在します。
いわば、運命共有者で、お互い同志を支援、フォローしている関係です。
お二人は運命共有者同志で、お互いを支援、フォローしあってます。
雅子様、紀子様の場合は、男子誕生という大きな役割で、国の未来を背負うほどの大役でした。
その不可避の出来事に対し、運命共有者同志で乗り越えたような感じです。
紀子様は本来、未来の希望をつなぐ男子をお産みになる役割がありました。
しかし、嫁がれたのは次男である秋篠宮様のもとでした。
本来ですと、現実の流れとしては、難がなければ、皇太子ご夫婦に、すんなりと男子が授かってしまい、国民的に祝福する男子出産の大役は巡ってこないはずでした。
しかし、雅子様に男子が授からず、紀子様がご出産なさいました。
皇太子妃が雅子様でなければ、紀子様の’未来の希望をつなぐ男子をお産みになる’という役割も成就しなかったのです。
要するに、継承する男子誕生にあたり、陽と陰の使命があり、紀子様は陽の使命を果たせられたのでした。
これまでの状況を見るに、陰が雅子様、陽が紀子様となってるようです。
このようにお二人で、大きな役割を乗り切っておられます。
絶妙な魂の助け合いの関係にあるといえるでしょう。
男子誕生においては、紀子様が陽、雅子様が陰ですが、ほかの部分では、雅子様が陽、紀子様が陰という関係もみられます。
男子誕生については、事実の確認のため、具体的に過去を振り返ってみましょう。
皇室で41年、男子が誕生しておりませんでした。
皇統断絶の危機が迫ってました。
雅子様に、お世継ぎである男子誕生を期待されましたが、ご病気もあり、厳しい状況でした。
世の動きとして、女性・女系天皇容認の議論が進められておりました。
ーー当時の情況ーー
2004年(平成16年)からは皇室典範に関する有識者会議により女性・女系天皇容認の議論が進んだ。2006年 悠仁親王の誕生によって、皇統断絶の危機が当面は解消されたことで、皇室典範改正案の提出は見送られた。
ーーーーーー
皇室の状況をみて、問題は、お世継ぎとなる男子が長年、お生まれにならなかったことでした。
不幸にも雅子様も男子に恵まれず、女系天皇論にまで発展しましたが、紀子様が悠仁親王をご出産なさることにより、皇統断絶の危機は遠ざ
りました。
この出来事の場合、お世継ぎとなる男子をお生みになられるのは、当初、雅子様でしたが、ご事情により、男子誕生とならないという状況下、天の采配により支援機能が働き、紀子様のもとに男子誕生となった流れがあります。
普通に、長男に男子が誕生しなかったから、次男のところで男子を産んだのでしょう?というレベルで片付けられない深い事情がたくさん背後に隠されているのが、この誕生劇です。
あのまま、皇室に男子が御誕生なさらなかったら、日本という国は、大きく流れが変わっていたでしょう。
今でこそ、対外的に苦しい状況ですが、最後の一線、皇室という聖域には、日本を狙う勢力は踏み込めなかったようで、男子誕生により事態が大きく変化し難を逃れた経緯がみられます。
女性・女系天皇容認となれば、対外国勢力が皇室に参入する機会にもなり、日本の未来も危ぶまれたでしょう。
皇室のことですので深くは書けませんが、紀子様という強運な女性が皇室に后として御尽力され幸運でした。
大きな国難を乗り越えたというべきでしょう。
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