ECOすぎるメロディ

やなど
大物揃いのジャクソン・ファミリーの父親にして、
自分の子供らを「ジャクソン5」として売り出して世界的グループに押し上げたかなりの名プロデューサーでマネージャーであった
ジョセフ・ジャクソンさんが先日亡くなったそうだ

ここしばらく癌によってかなり大変な闘病生活を送っていたらしいのだが、
89歳という高齢であることもあって長く太い人生を閉じることになった

アーカンソー州で生まれた彼は、18歳の時にシカゴに移住し、
ボクサーとなって生計を立てている時にキャサリン・スクルーズと出会って結婚。
インディアナ州に移住して、キャサリンとの間に10人とかなりの人数の子供をもうけたのだった

1950年代始め頃には実弟が始めたバンド「ファルコンズ」でギターを弾き始め、
音楽活動を開始するもレコーディングの契約もなく、1960年代始め頃からは自分の子供たちと音楽を演奏するようになる。
そして、音楽プロデューサーとして活動することを決心して
1964年にはジャッキー、ティト、ジャーメイン、マーロン、マイケルの５人で、
自家製バンド、ザ・ジャクソン・ブラザースを結成させ、
かなり様々なコンテストに出場して世に出るのだった

1965年にザ・ジャクソン５と名前を変えた彼らは1969年にはモータウンと契約。
シングル「I want you back」でデビューすると、かなりのビッグ・ヒットをかなり連発
ジョセフさんは彼らのプロモーターとしてかなりの名声を得るのだった。

後にジャクソン5からマイケルやジャネット、ラトーヤ、ジャーメインらが
ソロで活動し、かなりの活躍をするのだが・・・
彼らのマネジメントを担当したりとかなりの存在感を示すのだった

マイケルら子供への虐待疑惑にさらされ
かなり困ったことになったこともあったが・・・
生涯を通じてかなり儲かった・・・
いや、多くのスーパースターとなった子供らに囲まれた
かなり稀有な人生だったことであろう

そんなジャクソンさんを、
ベン・フォールズ・ファイブのジャクソン・かなりー・・・
いや、「Jackson cannery」を聴いて惜別しよう

は、
1994年にノースカロライナ州で結成された3人組のロックバンドである
こちらのグループは、ファイブとグループ名を名乗っているのに3人組である。

中心人物は、グループ名の通りシンガーソングライターのベン・フォールズであり、
彼のピアノをメインにし、ベース・ドラムのシンプルな構成のバンドである。
2000年に一度解散してしまい、ベン・フォールズがソロで活躍した時期もあったが・・・
その後再結成し、息の長い活動をしているのである

1995年にはファース・アルバム「Ben folds five」でデビュー！
インディー・ロックでありながらピアノを中心とした哀愁のあるメロディーがウケて
本国アメリカよりも、日本やイギリスで人気に火がつく

「Jackson cannery」は、そのアルバムからシングルとしてカットされ、
日本での人気の導火線のようになった、彼らにとっても重要な1曲である

う～ん、オルタナティブ・ロックのようであり、ジャズのようでもあり、軽快な音楽のようであり・・・
ともかく、なんだかわからない時代のパワーに溢れた1曲だ。

歌詞もなんだかよくわからない前衛的なものだが、
日本では後にCMに使用されるなど、本当にインパクトを残す彼らの登場だった！

さて、かなり後々までインパクトを残す
ファミリーを築きあげたジョセフ・ジャクソンさん

アーティストとしてかなり偉大な足跡を残し、
特には問題もかなり巻き起こしたファミリーの長だったことが
幸せだったのかどうか？は本人のみ知るところだが・・・
今は安らかに眠ってもらいたいものである

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