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第一次産業からの視点で読み解くメロディ
「蜜蜂と遠雷」に登場する
コンテスタントには、
個性豊かな人たちが揃います。
彼らの演奏を通して審査員や
家族など関係者が評価するのですが
印象に残ったことが
いくつかあります。
「両極の評価を引き出す。
それは、 すごいこと」
このセンテンスから頭に浮かんだ
ピアニストが二人います。
一人はイーヴォ・ポゴレリッチ。
言わずと知れた奇才ゆえ
演奏は賛否両論で
しかも、かなり激しい評価かと
思っています。
私もこれまでに2回、演奏会で
聴きましたが、私の結論としては
もう一度聴きたいピアニストの
一人になっています。
最近では、ものすごい大天才じゃ
なかろうかとも思っています。
私の日課になっている動画巡り。
近頃では専らシャンシャン目当て
ですが、再び弾いているブラームスの
間奏曲のせいか、その動画をまた
探してみました。
巡り会ったのは
ポゴレリッチの演奏で
どのピアニストとも違う
かなり独特の雰囲気ですが
弱音の美しさと一音に込めた
魂の響きは、やっぱり惹かれます。
きっと、誰かを思って弾いている。
そんなことを連想させる弾きが
人の記憶に残るように思います。
そして、異端なもう一人は
ユンディ。
ユンディが異端？と思うかも
知れませんが、このショパンの
英雄ポロネーズは、やっぱり
標準な弾き方ではないと感じます。
何をやっても色々な反響が
起きてしまうユンディ。
みなさんは、この演奏を聴いて
どう感じるでしょうか？
私は、あ、やばい、
ちょっと走りすぎと思いながら
見続けましたが、
聴き終わっての
感想は、すごいな。でした。
たぶん、この弾き方は
ショパンが思っている弾き方では
ないかもしれないですが
強烈な何かがある。
中間の展開部の左手は
あぁ、とてもそんなに早くは
弾けない、でも
ユンディは軽々と弾いてしまう
ところや
メロディカルなところは
やっぱり胸がキュンとする、
そんな演奏を聴いて
この人の持つ才能はどこまで
あるんだろうと思いました。
エネルギーが有り余ってしまって、
オーケストラを率いての
弾き振りへとつながったのかとも
感じてしまう演奏。
もちろん、個人的な感想ですが❤️
読んだ本の感想を書くつもりが
やっぱりユンディとかピアニストの
話しになってしまいました。
締めとして、「蜜蜂」からの引用を
すると、「耳の良さで音のバランス
を一回で聞き分ける」ことが
ピアノを弾く上で大切のようです。
私の先生も、ショパンについては
揺らしを効果的に使うけど
人には好きずきがあるから
あとは自分の耳で良く聴いて
判断するようにとおっしゃいます。
耳の良さは、それこそ、理屈を
超えた、天性の才能が必要にも
思いますが、
様々なピアニストの演奏から
これだと思う模範から何かを得て
自分の演奏を構成したいと思います。
ユンディ、おはよう❤️
今日も元気でね❤️
鳴かぬなら鳴くまで待とうメロディ
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O.A 7/10(火)20:00-20:55
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