女を口説くコレクション
私、農家男子さん、スナックのオーナー、イケメン店員の4人で恋愛トーク
オーナーはいいなって女性がいると、初回から
「セックスしたいわ、ホテル行こう」って言うそうです
それは、断られるとこまで込みだそう
俺は男として接してるよ、俺たちは男女だと意識させるってことと
冗談、ネタ、半分本気みたいな
断られたら
「次は絶対にセックスするから」と宣言し、次のデートに誘うんだそうです
ちなみに断られず、エッチしちゃった場合は、本命候補にはならないそう
この辺はね、このオーナーのキャラとか、言い方とか、いろいろ込々で成立する荒業です
恋愛弱者の非モテくんは、マネしないように
ただただ、キモいだけになりますし、女性に痴漢にあったくらいのストレスを与える結果となります
女性を口説くには、まだ女性の肩があったまってないのに、超真剣モードで、正面突破しようとしてもだめだし
女性がそろそろ口説いてほしいと思ってるのに、いつまでも優しいだけで踏み込んでこない男でもダメだし
私「まだ好きじゃない男性にあんまり優しくされると微妙だな、車危ないよって背中とか触られると、好かれようとしてる感が出すぎるし、あ、触りとうて、触りとうて仕方なかったんだねって引きます」
男子「え?ダメなん??難っ」
オーナー「女心なんて、わかんないからおもしろいじゃん?何考えてるのか、全部わかったら、つまらんわ」
農家男子、えらく納得してました
マスターに心酔した模様
明日も仕事だし、この辺でお開きに
私「お会計お願いします。私しか飲んでないので、支払いは私で」
私と農家男子さんのセット料金3000円×2+モエシャン12000円+私の酒代と農家男子さんのジンジャーエールで計20000円
まあまあいったね
私が会計すると
農家男子「え?いいの?」
の一言
ちょっと嫌ですね
もうちょっと自分も払おうとする姿勢とか、見せ財布とか?3000円くらい出すとかの心意気が欲しかったな
世の中の男性の気持ちわかるわ
おごられて当然って顔する女にムカつくの
最初から奢るつもりだったからいいけどさ!
女性無料の相席屋から連れ出して、奢ってもらったんだから、もうちょっと、あざーすっな感じ欲しいな
奢られて当然って顔をする女はムカつくという、男性の意見に異論がある女性は、自分が後輩にご馳走するときを想像してみてください
だいぶ後輩だし、最初から自分が奢る気だけど
ありがとうございます、すらない
払う素振りもなく、さも、当然のように、ありがとうございますって言う
ちょっとイラッとしません?
払います💦え?いいんですか?でも…
あ、ありがとうございます❗
が見たいじゃん
え?どこが久々に当たりなのかって??
普通に会話できて、元カノの話とか自慢話とかばかりしない時点で、十分よ
たとえ、密室に行こうとしても、お金払わなくても
そのくらい、男子への期待値が低い状態なの
こっから怒涛の口説き攻撃炸裂するも、お会計時のご馳走様感がゆるふわだったため、私のテンションは低め
続く
女を口説く、あんしん、あったか、あかるく元気!
営業のMさんという20代の女性が
このブログのことを知り、
僕にこんな言葉をかけてくれました。
「大橋さんならいつでも結婚できますよ」
それを聞いて僕は
「いやいや、そんなことないよ」
と謙遜しながら、
頭の中では
「だよね!! あえて結婚してないだけだから、相手を見つけて、あとは決断するだけ!!」
なんてことを思っておりました。
そんなメンタリティの僕は行動に移すべく
まず「どんな婚活するか?」を考えました。
やはり婚活といえば
婚活サイトとか
婚活パーティーが思いつきます。
でも、結婚相手とは、やっぱり自然に出会いたいじゃないですか!
そこで、いつも髪を切ってもらってる美容師さんに
婚活していること、自然な出会いを求めていることを話すと、
こんなこと言いました。
「大橋さん、それなら絶対『東京おでんラブストーリー』ですよ」
東京おでんラブストーリー……
なんでしょうこの魅力的な響きは!?
普通こういうときのネーミングは
「おでん」となにかをかけたりするのですが、
30年前のドラマ「東京ラブストーリー」の
「東京」と「ラブストーリー」の間に「おでん」を挟んだだけです。
ある意味とても新鮮です。
美容師さんの話によると、
東京おでんラブストーリーというところは
おでんを食べながら、自然に女性と出会えるらしいのです。
夢が広がります。
さて、美容師さんの言葉と営業のMさんを鵜呑みにして
僕は友人のJ君と
「結婚しようと思えばいつでも結婚できる男だからね」と
余裕しゃくしゃくでいきました。
どんなシステムかというと
入った瞬間に「ここに座ってください」と席を決められるんですね
おでんを囲んで男女が交互に座るので
自然と女性と会話をはずむシステムということになっています。
僕にはこういった出会いの場に自信がありました。
なぜなら、僕は20代の頃、西麻布にあったエーライフとか行ってたましたからね。
しょせん「おでん」でしょう。
おれはクラブだよ。クラブ。ちくわぶじゃないよ。クラブだよ
テキーラとか飲みながら
なに言ってるかわからない洋楽を聞きながら
うぇぃうぇい言ってましたからね。
それに比べたら
おでんなんて余裕でしょう。
セブンイレブンでおでんの容器から
きんちゃく餅の、揚げを破らずにトングで持ち上げるくらい余裕っしょ。
しばらくして、
僕の座った席の、おでんを囲んで右側に
女性二人が座わりました。
いまどきのオシャレ女子です。
お酒を注文し、
「はんぺんうまそうだな、」なんてことを、J君に言いながら、
おでんを口にします。
もちろん意識は隣に座っている
女性たちに向かって、
話しかけるタイミングを狙っております。
そして意を決して
「よく来るんですか?」的なことを話しかけました。
、
「いえ、はじめてなんです」という答えが
それから年齢の話になり
「おいくつですか?」
と聞かれ、
僕「41です」
女性「え・・・」
僕「ちなみにおいくつなんですか?」
女性「25です」
やべぇ、若けぇ、16も歳下じゃないか・・・、
しかも、話を聞くと仕事はショップ店員さんです。
いまどきの白シャツをこなれた感じで着こなしています。
そしてなんといっても、
長らくこういう状況から遠ざかっていたから
会話が続きません。
俺肝心なことを忘れてた。。
そういえば俺コミュ障だったんだ。。。
それから沈黙が続き
僕はひたすら、おでんをつつきながら
相手は若者だぞ。
しかもおしゃれだぞ。
それに比べておれは41だぞ。
何を話せばいいんだ。
何を話せばいいんだ。
ああ、間がもたん!
なんとかしなければ・・・
そして、追い詰められた僕がやっと口から出した言葉が
僕「テラスハウスって超面白いよね~」
女性「ああ、はあ…」
そのあとも、久しぶりに盛り場に出た僕は
会話が続きません。
しかしです。
こんなこともあろうかと
僕は用意してましたよ。
「サバイバルウェディング」でいうフリスク的な
会話が途切れたときの秘密兵器を
それはこれです。
ちょうど5月になったばかりだったので
用意していた小ネタ
「新しい年号は令和です」
をドヤ顔で言い放ちました。
結果はもちろん・・・
完全にスベりました。。。。
こころなしか
おでんを入れた容器がさららに
茶色くなってきた気がします。
そして、とうとう完全に会話がなくなり
手持ち無沙汰と
「この場をなんとかしなければ」という、圧力が
箸にかかり、食べようと思った
巾着モチがやぶれ、
僕の心も引き裂かれました。
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――俺はもう、手遅れなんじゃないか。
だってさ、俺40だもん。
中年だもん。
江戸時代だったら初老だもん。
吉田松陰が死んだの30だもん。
中二の娘がいてもおかしくないもん。
いま思えば営業のMさんが言っていた
「大橋さんならいつでも結婚できますよ」も
正確に書くなら
「大橋さんならいつでも結婚できますよ」(棒)
でした。。。
なんかもうがんばって女を口説く的なものがんばれないんですわ。
なんか面倒なんですよ。
だってもう41ですもん。
サッカーで言えば、同じ年の「宮本」も「中澤」も「三都主」も引退しましたもん。
野球の中日福留しか残ってないですもん。
おでんの汁に41歳の僕の疲れた顔が映ります。
30代でちゃんとした会社員だったとき、
アニベルセルで結婚式をあげてる同期に
「ベタな結婚式あげやがって」と斜に構えてないで、
自分も触発されて
もっとがんばって結婚してればよかった。
いま思えばめちゃうらやましいわ。
タラレバ娘を読んで笑ってる場合じゃなかったわ。
(東村先生、今度「タラレバ男」を描いてください)
こうして、いつでも結婚できると思っていた
「あえて結婚しない男子(AK男子)」は現実を突きつけられたのでした。
※この店のおでんはおいしかったです。
つづく。