金色で学ぶ社会学
こんにちは。
12月5日の火曜日。
第15回伊豆急全線ウォーク
で、今回のミッションを完歩し終えた私は、熱海へ引き返します・・・まだ、ひっぱる (–;)
飛行機乗ったことある?
▼本日限定!ブログスタンプ
飛行機じゃないよ
キンメ電車だよ
ワイドビュー踊り子とキンメ電車のコラボ

帰路に利用したキンメ電車は、展望車があるなどのリゾート列車ですが、通常の運賃で乗車が可能です

最近、定番化している “ご当地コーラ” をおみやげに、一路熱海へ…。
車内のシートも “キンメ”(゜)))<<
暮れゆく伊豆の海

冬
の昼間は短い


これまで歩いてきた道程を、キンメ電車は…
「あっ
」

と言う間に、通過





熱海からは、16時20発のシャトルバスに乗車
16時14分に、熱海駅に到着したため、すでに車内はほぼ満席

歩いても20分程の距離だが、さすがにこの日はパス

そして訪れたのが・・・
大江戸温泉物語 “水葉亭”
最近、旅先で良く利用する大江戸温泉物語グループですが、こちらは、前年の春にリニューアルして以来、たまに訪れることがあり、私の隠れ家的なお宿です

地元茅ヶ崎から、職場のある品川駅まで一時間…逆方向に向かえば、熱海まで一時間

そんな場所に癒しのスポットを開拓(^_^ゞ
ロビーからも伊豆の海が一望できます

一泊二食のバイキングに、飲み放題のプラン付で12,000円前後

部屋も海は見渡せない、ロードサイドを考えると、他の大江戸温泉物語グループと比較すると、割高感は否めませんが、それでも何かに導かれてリフレッシュ





歩き疲れた体に優しい温泉
まさに至福の時
そしてその後はお楽しみ・・・
広々とした食事会場で、ゆっくりのんびりと食事とアルコールを楽しむ
今日一日歩き疲れたが、自分自身への最高のご褒美
食事後は決まってここ・・・マンガコーナー
これまたいつも決まって、読んでいるうちに寝ているo(__*)

そして早朝は露天風呂へ
まだ朝が早すぎて誰もいない・・・
(・。・;
熱海の海が見渡せる絶景の露天風呂
最高の贅沢かも知れない
さて、朝食後もゆっくりと過ごし、10時にチェックアウト

昨日のウォークの足の疲れも癒され、この日は徒歩で熱海駅まで戻るのですが、その前に寄り道を

熱海駅方面へとは向かわず、国道を伊東、下田方面へ

考えてみたら、この道が
・・・
Road to Shimoda



熱海の港に、温泉、ホテルの中心街

数十年前には、熱海の危機的な話を聞いたことがありますが、夏ばかりではなく、年間で花火を打ち上げるようになり、その他にも目には見えないご苦労が多々あったことでしょう。。
( ̄▽ ̄;)
有名な “貫一お宮の像”

貫一お宮のストーリーと言えば、『金色夜叉』の幸田露伴でしょうか



お宮を貫一が蹴り飛ばす、熱海でのこのシーンは印象的です





やがて、サンビーチ&ムーンテラスへ…。
こちらのテラスは「恋人の聖地
」に認定されており、テラス突端の噴水
には、恋人たちが愛
を誓い合う事の出来るモニュメントがあります。


特に夜
・・・

ライトアップ
された「ムーンテラス」にはロマンチックなムードが漂います


南欧コートダジュールをイメージした「スカイデッキ」は、熱海サンビーチから熱海港方面まで続く遊歩道になっています

こちらは、熱海花火大会の時には、有料の観覧席になるそうです





熱海には、昭和の面影を色濃く残す商店街があり、一本道を逸れたこちらの川沿いの道も、どこか懐かしさを感じさせる佇まい

やがて駅へとたどり着き、熱海駅前にある足湯へ

昨日、あれだけ歩いたと言うのに
、この日も結構な距離を歩いてしまった(>.<)

足湯が優しい





前回のウォーク同様に、チェックアウトまではホテルでのんびりとくつろぎ、その後は熱海散策

この日のおみやげは “伊豆の踊子”

こうして、第2回目…
第15回伊豆急全線ウォーク
は、幕を閉じるのでした

今回は、おしまい 
金色 あんしんを羽ばたく力に
くく皆さん、こんばんは!
ようやくパスワーキングも折り返し地点に来ました

今日は運命の輪です

運命の輪
アレフベート: カフ
廻れよ廻れ
ROTAとなりて
廻れよ廻れ
TORAの秘密
解き明かすはTAROTなり
アラビアの三原質
偉大な溶液
回せよ回せ
完全なる物質
アルカナを精製するために
テトラグラマトンを賛美せよ
四つの福音を熟読せよ
ケルビムは何処へ飛んでいくのか
下降するテュフォン
上昇するヘルマヌビス
均衡を保つはスフィンクス
全ては開かれた手によって
賽は投げられた
誰も知らない
どの目にあたるか
隠者のランプの中の星が上に上がっていくと、空から轟音が鳴り響いてきました。
ゴゴゴゴゴゴ
ゴゴゴゴゴゴ…
ゴゴゴゴゴゴ
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
音はだんだん大きくなり、雲の渦もみるみる大きくなっていきます。
なんかヤバそう…
フール君も死んじゃったし、私もここで死ぬのだろうか…
恐れながらもこれ以上もうしんどい思いをしなくていいのかもという安堵感が同時に押し寄せる不思議な感覚を味わいながら身を隠すところを探して岩のあたりをウロウロしてました。
やがて上から聞こえていた音は地面と呼応しているのか、地響きがし始め、地震のように地面が揺れ出しました。
神戸での地震のことを思い出しながら、
これはいよいよ終わりかもしれないなぁ、
瞑想したまま死んだらどうなるんだろ?
ヤバいところに堕ちたりするのかな…
とか考えていると…
いきなり轟音が止み、真っ暗だった空がまるで緞帳が開くかのように明るく澄み切って晴れ渡り、渦巻いていた雲の中から大きな車輪のようなものが現れました

なんじゃ、こりゃ?
UFOか

フール君の死を悼むまもなく次から次へと怪現象が起こるってのも…
見ていると、車輪の周りに七つの生き物が集まって来て歌を歌いはじめました

「祝福、呪い、血と涙。
全ては偶然
廻れよ廻れ、
妙なる輪
掴むは汝が手
開かれたその手
幾度廻れど普遍の真理
そこにあり」
輪の上にはスフィンクス、下にはテュフォンとヘルマヌビス。
四隅にはそれぞれ羽を持ち、金色に輝く天使、鷲、ライオン、牛…
生き物達がめいめい自分の場所に着くと、今度は円盤に字が浮かび上がって来ました。
一体何が始まるんだろう…
車輪のようなものがゆっくりと回転し出すと、スフィンクスはそのままにテュフォンとヘルマヌビスは上に行ったり下に降りたりグルグルしています。
スフィンクスが私に言いました。
「道は汝が決めるもの。
今こそ手を開き汝が運命を手にせよ。」
「然り」
「然り」
「然り」
「然り」
四隅の生き物も口を開きました。
続けてテュフォンが口を開きました。
「恐怖、悲哀、欲望」
ヘルマヌビスも声高らかに
「知恵、知識によりて」
と言いました。
すると四隅の生き物達が声を揃えて
「神の御名の元にある祝福と知るべし。
逆もまた然り」
と宣言しました。
そして七つの生き物達が声を揃えて、
「さあ、旅人よ。
汝の道はどこにある。」
と私に問いました。
私の答えはただ一つ。
「先へ。」
フール君が途中で逝ってしまった以上、私には先へ進む義務がある、そう感じたからです。
私が問いかけに答えると突然輪が急回転しだしてギューンという音を立てて回り出しました。
「良き哉。
ならば我らは汝の羅針盤となりて汝が道を示さん。」
スフィンクスがそういうと、今度は七つの生き物も輪と一緒に急回転し始め、どんどん吸い込まれるように小さくなっていきました。
辺りを巻き込みながらどんどん小さくなっていく車輪。
光が車輪に吸い込まれていくように光が集まっていきます。
そしてパーンと弾けたかと思うと何かがゆっくり私の手の上に降りてきました。
それは周りに七つの生き物が美しく彫刻され、針が4本付いたコンパスでした

水銀のマークがTの字を指す方に向けると、光を発します。
「アテー
マルクト
ヴェ…」
上から祈りの声が聞こえてきます。
「旅人よ、そなたの道はまだ続く。
しかと出会うものの全てを
そのまなこで見、
その耳で聞き、
その鼻で嗅ぎ、
その口で味わい、
その肌で感じ、
心に刻め」
今からどんな旅が始まるのか、私は心を震わせていると突然光が射して、私を何処かへ連れていってしまいました

何となく、もしかしたらフール君とまた会えるかもしれない、そんな希望とともに。
続く
ありがとうございました!