プリンセス・プリンシパルでビシッとね！

こんばんは。なおです(*´ω｀*)

視聴前（１話視聴時）と、
最終話終了時では評価が大きく異なる作品。

女キャラクターたちによる
スパイアクションアニメ
ということで、
視聴前は期待に胸を膨らませておりました。

実際、１話目を見た時には
予想よりもハードボイルドな雰囲気に、
期待を裏切らないなと思ったものです。

ただ、話が進むにつれて、
各話のシナリオは良いものの、
ストーリー全体としてはどうか？
という不安が拭い切れなくなりました。

というのも、すべてが１話完結であり、
なおかつ時系列が飛びとびだったからです。

今にしてみれば、
時系列をランダムにする必要があったのか？
とも思いますね。

個人的に時系列ランダムは推奨しません。
ストーリーの流れが切れぎれになる。
視聴者・読者が全体の流れを把握できなくなる。

化物語シリーズも偽物語までは良かったものの、
その先のシリーズに個人的難色を示しているのは、
時系列ランダムになっているからです。

一言で言うなら、

わかりにくい！

話をプリプリに戻しますが、
結局のところ、最終話の数話前まで、
途切れ途切れの１話完結の話が続き、
残り２話で一気にストーリーを収束する流れに。

で、結末ですが、
なんじゃこりゃ？
という感想しか出てきませんでした。

問題が何も解決していない！
これは流石に、あっけらかんとなりました。
(´・ω・｀)

共和国側の政府と軍部で対立があって、
軍部の方がスパイのコントロールを制圧。
王国の女王を謀殺し、
その罪をプリンセスになすりつけつつ、
プリンセスをも謀殺して、
王国を崩壊に導く革命を計画。
↓
上層部では政府が軍部を逆に組み伏せて、
スパイのコントロールを取り戻す。
現場のアンジェたちは
プリンセスの暗殺を未然に防いだ。
↓
暴走した軍部が送り込んできた新スパイは
アンジェから逃げおおせるし、
ノルマンディー公側もノーダメージ。
↓
元の鞘に収まっただけで、
アンジェたちはこれからも
スパイ活動を続けていきます。
↓

おしまい。

オレタタＥＮＤにしても、
これはあまりにも酷い。
(´・ω・｀)

せめて、ドロシーの父親を殺した
ガゼルくらいは死ぬ展開が見たかったです。

ノルマンディー公にしてみれば、
ガゼルが死んだくらいなら、
替えはいくらでも利く、
で済ませそうですけどね。

まあ、一番の問題は、
スパイものにありがちな拷問シーンが
なかったところですかね。

ノルマンディー公の下の下あたりの
部下がアンジェを捕らえて、
上層部への身元引き渡しの前に、
功績を立てようと、
自分たちでアンジェを拷問。

仲間が助けに来てくれることを信じて、

責め苦に耐えるアンジェだが、

苛烈な拷問は次第に彼女の精神を削っていく。

もうダメかと思った時、

ドロシーらによってアンジェは救出され、
ノルマンディー公にはバレずに済む。

このくらいのシーンは欲しかったなと。
拷問シーンさえあれば、
ラストがこの展開でも
個人的に満足できたと思いますｗ

円盤の方では話数の入れ替えがあるようですね。

７話の洗濯回

と

６話のドロシー父親回
の話数を入れ替え。

９話のちせ入学回

と

８話のアンジェとプリンセス真実回
の話数を入れ替え。

たしかに洗濯の話よりも
ドロシー回の方が重いし、
プリプリらしい作品でしたし、
アンジェとプリンセスの真実がわかった後で、
ちせ入学回は水を差された感がありましたしね。
 

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