みどり 原材料、コーヒー。以上。

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電撃復活! みどりが完全リニューアル

こんにちは

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著者根岸規雄(著)出版社KADOKAWA発行年月2018年10月ISBN9784048963978ページ数118P9784048963978内容紹介ホテルオークラで半世紀働いた中から、ご家庭で再現できる厨房の味を50品選んでみました。ホテルの味を楽しんでくだされば幸いです。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。


 コンビニでもいろいろな野菜サラダが販売されていて、夕方のデパ地下では、さまざまな野菜を使ったサラダ売り場が盛況です。「健康のために野菜をたくさん食べよう」と思っている方が多いのかもしれませんが、食べる順番も健康に影響するそうです。近畿大学医学部附属病院栄養部の管理栄養士、森田隆介(以下、森田)先生に「野菜の理想的な食べ方」を教えていただきました。

 野菜から先に食べると血糖値の上昇が緩やかになるというのは本当なのでしょうか

森田 「確かに、ごはんなどの炭水化物や肉や魚など主菜のタンパク質を摂る前に、野菜を食べると血糖値の上昇が緩やかになることが分かっています。ただ、野菜を先に食べるだけで健康になれるとは限りません。間違った食べ方をすると、かえって高血糖になることもあります。たとえば、とんかつ定食。千切りキャベツとトマトやきゅうりなどの野菜が付け合せについてきますが、ごはんやとんかつの量に対して野菜の量が少ないことがよくあります。また、ポテトサラダやかぼちゃのサラダは、確かに野菜のサラダなのですが、じゃがいもやかぼちゃは炭水化物を多く含んでいます。ラーメンの場合、野菜が入っているものもありますが、早食いになりやすく、5分位で完食してしまうこともありますよね。

・野菜を食べていても量が不足している
・じゃがいもやかぼちゃのサラダは炭水化物を多く含む
・野菜が入っていても、早食いすると脳にある満腹中枢に「満腹です」という信号が伝わる前に完食してしまうので、過食につながりやすい。

このような食事をしていると、いくら野菜を先に食べても血糖値が高くなる可能性があるのです」

 1日に野菜はどれくらい食べたらいいのでしょうか。

森田 「厚生労働省では、1日の野菜摂取量を350gとしています。生のままなら両手にいっぱいに乗る分で100gなので両手3杯分、加熱調理されたものであれば片手いっぱい分で100gなので片手3杯分くらいです。ただ、じゃがいもやかぼちゃを食べる場合は、ご飯やパンなど主食の量を少し減らして炭水化物の量を調節しましょう。れんこんやとうもろこしも、比較的炭水化物が多い野菜です」

 炭水化物は、あまり摂らないほうがいいのでしょうか。

森田 「それは違います。炭水化物は大事なエネルギー源になるので、1日最低でも100g必要とされています。一般的な大きさのお茶碗にご飯を盛り付けるとおおよそ150g程度で約250kcal、炭水化物量は55gとなり、ご飯の量がやや多めだと180g で約300kcal、炭水化物は66gになります。食パン6枚切り1枚の場合は、約160kcalで炭水化物量は28gです。食べ物の重量と炭水化物量は違うことも知っておきましょう」

 実際の献立には、野菜以外に主食のご飯や主菜もありますが、どのように食べたらいいのでしょうか。

森田 「実験では、野菜→主菜→炭水化物の順に食べたほうが、ご飯→主菜→野菜の順に食べたほうより血糖値の上昇が緩やかになることが分かっています。しかし、一般的に、いきなりご飯だけ食べる事は無いと思われます。何から食べるということよりも、食事に偏りがないように色んな食品をバランスよく食べるようにしましょう。古くから日本の習慣にある『三角食べ』もバランス良く食べる工夫の一つです。主菜→ご飯→野菜→そして再び主菜→ご飯→野菜というように、三角形を描くように順番に食べると様々な食品を組み合わせて食べるので、食事に偏りができにくいのです。あとはよく噛んで食べることも大事です。食事には最低20分かけるようにしましょう。ゆっくり食べると、食べ過ぎを防止し、血糖値の上昇を緩やかにする効果を得られるのです

 健康的な食事をしようと思っても、実践するのはなかなか難しいものですね。森田先生に教えていただいた4つのポイントを参考に取り組んでみましょう。

1.主食、主菜、副菜を揃えて、栄養バランスの良い献立を。(うどん+おにぎりのみ等、炭水化物だけにならないように)
2.野菜は1日350g以上を目標に食べる。
3.芋やかぼちゃを食べる時は、主食の量を控えめに。
4.食事は20分以上かけてゆっくりと。

森田隆介 管理栄養士
日本糖尿病療養指導士
神戸学院大学栄養学部卒。平成27年4月より近畿大学医学部附属病院在職。

取材・文/渡辺陽(わたなべ・よう)
大阪芸術大学文芸学科卒業。「難しいことを分かりやすく」伝える医療ライター。医学ジャーナリスト協会会員。小学館サライ.jp、文春オンライン、朝日新聞社telling、Sippo、神戸新聞デイリースポーツなどで執筆。

(サライ.jp)

ホテルオークラ元総料理長の『わが家でプロの味』|ミネストローネ

 ホテルオークラ東京の開業以来、50年にわたり腕をふるった元総料理長のレシピ本『ホテルオークラ元総料理長の わが家でプロの味』が発売になりました。

 その中から、サライ読者でも手軽に再現できるワンランク上のプロの料理の秘訣をお教えします。

 今回は、ホテルオークラではおじやにして供して好評だった「ミネストローネ」を紹介します。

ミネストローネ

根岸規雄シェフのコメント

コンソメ、ビシソワーズと並んでホテルの定番スープです。家庭では残り野菜をいろいろ入れて作りたいですね。ベーコンを加えて、材料は全て1cm角の同じ大きさに切り、じっくり炒めるのがコツです。

【材料(2~4人分)】

トマト 200g
玉ねぎ 100g
にんじん 80g
さやいんげん 50g
ベーコン 2枚(30g)
にんにくのみじん切り 小さじ1/2(5g)
白いんげん豆 100g(ドライパック)
ショートパスタ 30g
水 21/2カップ(500㎖)
オリーブ油 小さじ4
20㎖)
塩 2.5g
こしょう 少々
パセリのみじん切り 少々

【作り方】
1 トマトは湯むきして種を取り、1cm角に切る。玉ねぎは1cm角に、にんじんは1cm角の薄切りにする。さやいんげんは1cm長さに切る。ベーコンは1cm角に切り、熱湯にサッと通してざるに上げる。

具はなるべく同じ大きさになるように切る。

2 鍋にオリーブ油、にんにくを熱し、香りが出たら、玉ねぎを入れて透き通るまで炒める。

玉ねぎを透き通るまで炒め、甘みを出す。

3 にんじん、いんげん、ベーコンと分量の塩から少々を加えて炒め、トマトを加えて炒める。

トマトを加えたら、水気を飛ばすように炒める。

4 いんげん豆を加え、野菜がしんなりするまで炒める。

野菜がしんなりしたらいんげん豆を加える。

5 水を加え、弱火で15~20分煮る。

水を加えてやわらかくなるまで煮る。

6 最後の10分ほどでショートパスタを加え、残りの塩、こしょうで味を調える。
器に盛り、パセリのみじん切りをふる。

ショートパスタは煮すぎないよう最後に加える。

ホテルらしからぬ料理が寒い日に大人気

ミネストローネおじや

定番スープのうち年間を通して人気があったミネストローネに、ご飯を入れておじやのようにしてみたら、これが大好評。冬の夜食にもぴったりの名物メニューになった。
【材料(2人分)】
ミネストローネ 2人分
ご飯 150g
卵 2個
おろしパルメザンチーズ 適量
オリーブ油、塩、こしょう 各少々

【作り方】
1 土鍋にミネストロ―ネを移す。

スープは適量を土鍋などに移す。

2 ご飯を加えて軽く煮たら、卵を割り入れ、半熟ぐらいになるまで煮る。周りにオリーブ油をたらす。

ご飯を加え、スープになじませて軽く煮る。

卵を割り入れ、ふたをして半熟になるまで煮る。

3 塩、こしょうで味を調え、おろしパルメザンチーズを添える。


根岸規雄(ねぎし のりお)
1941年、埼玉県生まれ。東京YMCA国際ホテル専門学校卒業後、ホテルオークラ東京の料理人に。開業以来50年にわたり腕をふるい、第四代総料理長(2001~2009年)を務める。フランス農事功労章シュバリエ受章。現代の名工受章。学校法人北陸学園理事。著書は『ホテルオークラ総料理長の美食帖』(新潮新書)、『夫はホテルオークラ元総料理長、妻は料理家 ふたりのごはん』(KADOKAWA)。ホテルオークラ元総料理長の わが家でプロの味
(著:根岸規雄、本体1,500円+税、KADOKAWA ISBN:978-4-04-896397-8)

(サライ.jp)

価格: 1,566円 レビュー評価:0.0 レビュー数:0
<p>夫はホテルオークラ東京開業以来50年にわたり腕をふるい、第四代総料理長(2001?2009年)を務め現在はホテルオークラ顧問。妻は料理研究家としてテレビや雑誌などで活躍、自宅で開く料理教室は40年以上になる。料理界のトップを極めた60代・70代夫妻の、ふだんの食生活を綴った初めての本。日常生活を豊富な写真やレシピで紹介、豊かな食ライフへの手引書</p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。


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新潮新書 根岸規雄 新潮社ホテル オークラ ソウリョウリチョウ ノ ビショクチョウ ネギシ,ノリオ 発行年月:2012年08月 予約締切日:2012年08月10日 ページ数:219p サイズ:新書 ISBN:9784106104848 根岸規雄(ネギシノリオ) 1941(昭和16)年埼玉県生まれ。東京YMCA国際ホテル専門学校卒業後、ホテルオークラ東京の料理人に。開業以来五十年にわたり腕をふるい、第四代総料理長(2001?09年)を務める。後進に道を譲り、現在ホテルオークラ顧問。フランス農事功労章シュバリエ章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 西洋の模倣はいらな


Dr.水野雅登 金沢講演-2017-0923-統合版
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「糖質制限」の最前線にいる内科医・水野雅登氏、鍼灸師・国際中医薬膳師の資格を持ち、糖質オフ料理研究家である島田淑子氏。本書は、自ら糖質制限を実践して体調が改善した2人の共著「我慢なし!理想の糖質制限ダイエット法」です。糖質オフのダイエット本が多数出ていますが、成功まで至たる人は少数。その理由は「鉄分不足」「肉の食べ過ぎ」など原因はさまざま。今までやってきた「糖質制限ではなぜ痩せなかった」のかをまずお教えします。水野氏が「医師M」の名で執筆しているブログやfacebookで発信する「糖質制限」の情報は大人気。昨年から勤務する院内で「糖質制限外来」を始め、臨床結果から「より早く効果が出る糖質制限法


崎谷博征と長尾周格の「間違いだらけの食事健康法」
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ワンダー・アイズが主催した「原始人食&先住民食」対談イベントのDVD化。食品メーカーはテレビや新聞の大スポンサー。そのため食の真実はマスコミではタブー。日本でのパレオダイエットの創始者でパレオ協会代表の崎谷博征(医学博士)と、先住民食の提唱者で歯学博士の長尾周格が『間違いだらけの食事健康法』を斬る!崎谷博征講演「なぜ原始人なのか?」、長尾周格講演「先住民食とは?」、質疑応答Q&A「糖質制限食について、原始人食/先住民食との違いは?」、「ベジタリアン、ヴィーガン、フルータリアンについて」、「マクロビオティック、玄米菜食について」、「ファスティング(断食)やカロリー栄養学について」、「.家畜動物と


間違いだらけの食事
康法 ダイジェスト
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現代人が「慢性病」を抱えた理由 知りたい!サイエンス 崎谷博征 技術評論社マチガイダラケ ノ ショクジ ケンコウホウ サキタニ,ヒロユキ 発行年月:2013年06月 予約締切日:2013年04月24日 ページ数:255p サイズ:単行本 ISBN:9784774156217 崎谷博征(サキタニヒロユキ) 1968年、奈良県生まれ。奈良県立医科大学・大学院卒業。脳神経外科専門医、ガンの研究で医学博士取得。総合内科医。臨床心理士。国立大坂南病院、医真会八尾病院を経て、私立病院の副院長をつとめる。現在、みどりの杜クリニックを開業し、ガン、難病患者さんの在宅診療中心に従事している。また崎谷研究所を設立


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みどりまとめサイトをさらにまとめてみた

(文化学院出身の寺尾聡さん)

哲学的文化団体「日本の文化伝統そして日本人のこころ」に、昨年の文化学院の閉校を受けて、特集記事「香り高き文化学院」が掲載された。

・・・・・・・・・

竹久夢二、与謝野晶子、北原白秋らが活躍した大正ロマン華やかなりしころ、

西村伊作は、与謝野晶子と石井柏亭に、当時の政府の学校令に縛られない自由でより創造的な学校が必要であると力説した。

三人は大いに意気投合し、こうして1921年、東京に文化学院が創立されたのである。

国との方針が違ったため補助金はなく、すべて伊作自身の資産で運営され、河崎なつや与謝野晶子らによって独自の教科書も作られ、広辞苑に載る数少ない学校の一つとなった。

校舎は西村伊作自身によって設計され、当時の兵舎のような校舎の常識を破って、英国のコテージ風の建物が建てられ、大きな話題を呼んだ。軽井沢のル・ヴァン美術館に創立当時の校舎が復元され、当時をうかがい知ることができる。

文化学院の講師陣は圧巻であった。

文学は、与謝野鉄幹、与謝野晶子、菊池寛、川端康成、佐藤春夫、有島武郎らが教え、

さらに堀口大学、北原白秋、芥川龍之介、遠藤周作、高浜虚子、萩原朔太郎等がこれに続けと講師に参加してきた。

美術は、石井柏亭が率いる二科会の山下新太郎、有島生馬、正宗得三郎、水彩の赤城泰舒、棟方志功、ノエル・ヌエットらが教えた。

音楽は、山田耕筰、エドワード・ガントレット、伊達愛、萩野綾子、浅野千鶴子、ハンカ・ペッオード等が受け持った。

他にも、横光利一、小林秀雄等が創作と文芸評論を担当し、三宅周太郎、北村喜八、伊籐筰朔が演劇を担当した。

中学部の幼い生徒たちにも当時の一流の学者、芸術家たちが親しく教え、高踏的な人間教育がなされ、文化学院は多くの人材を輩出したのである。

しかし、1930年代、

世界恐慌、ドイツにおけるナチスの台頭、満州事変、日華事変などが次々に勃発する。

しかしその時代にあっても、文化学院は当初の校風を貫き、戦時中も自由主義の教育を続けて世評を恐れなかった。

1943年、西村伊作は自由思想による不敬罪でついに拘禁、投獄され、文化学院は閉鎖命令を受ける。

それでも文化学院は屈することはなかった。

西村伊作は投獄されながらも裁判のやり直しを訴え、日本文化のみならず、キリスト教精神や西洋文化の教育も推進したのである。

文化学院には創立当時から制服はなく、当時では珍しく生徒のほとんどが洋服であり、文化学院という名称はオシャレの代名詞となった。また日本で初めての男女平等教育を実施し、共学を実現した。

戦後日本の現代史、文化史においても、学生闘争、神田カルチェ・ラタン闘争などの真っただ中であっても、常に自由思想の先頭にあったのである。

こうして文化学院は、日本の自由と芸術と文化をリードする校風、超一流の講師陣、経営陣の確固たる信念によって、多くの人材を輩出し続けた。

しかし、5年くらい前からゆえあって経営がぐらつき、ついに昨年(2018年)、学校法人了徳寺学園と統合することを公表し、閉校するに至ったのである。

文化学院校長

(初代)  西村 伊作 (創立者)

(第2代) 石田 アヤ (創立者西村伊作の長女)

(第3代) 西村 八知 (創立者西村伊作の三男。ルヴァン美術館館長)

(第4代) 戸田 一雄 (松下電器代表取締役副社長)

(第5代) 熊川 清孝

(第6代) 上村 武志

(第7代) 星 幸典

同理事(2017年)

      与謝野 馨 (財務大臣・金融大臣)

      渡辺 恒雄 (読売新聞・日本テレビ会長)

      大塚 陸毅 (東日本旅客鉄道会長)

      城所 賢一郎 (TBSテレビ取締役副会長)

      目時 剛   (日本BS放送代表取締役社長)

・・・・・・・・・・

おれと文化学院との出会いはいまから10年ちょっと前のことだった。

そのころ、おれが関与していた団体が大学を買収することになり、文科省関係者から有能なアドバイザーとして紹介されたのが、

当時、まだ50歳になるかならないかの文化学院の若き校長(第5代校長)、熊川清孝であった。

熊川先生という呼称だとちょっと固苦しいので、ここでは「クマポン」という呼称でお許しいただく。

おれはクマポンより少し年下だが、紹介されてすぐに意気投合し、たまに二人で飲みに行くようになった。

何といってもク
ポンの行きつけの店はおしゃれなのだ。

おれも若いころからおれの親父の世代の大物官僚や有名企業の社長、大物歌手たちと深い交際があったので、クラブもバーも料亭も一流どころは行き慣れていたが、

文化学院校長のクマポンのなじみの店はクマポンと井上ひさしなどの一流文化人との社交場としてのバーであり料亭なのだ。

かつて銀座は池波正太郎や五木寛之などの文化人が交流するおしゃれな店が多々あったと聞くが、おれが20代のころすでに世の中はバブルで、銀座もインチキ証券屋と不動産屋と暴力団の札束だけが幅を利かす金銭亡者たちの巣となっていた。

やがてバブルが崩壊し、大不況から現在に続く大低迷時代に至っても、途中ITで当たった一部のあんちゃん経営者たちが銀座で遊ぶようになっても、銀座に文化の香りが蘇ることはなかった。

と思っていたのだが、クマポンの周りにはまだあったのだ。

最初にクマポンに案内された銀座のバーは、名前は忘れたが、やはり文化人の集まるハイセンスな店で、ママたちとの会話がとてもおしゃれで盛り上がった。

それにクマポンの文化的素養は只者じゃない。

後日、クマポンに案内された生バンドの店は、おれやクマポンより一回り上の「グループサウンズ世代(団塊の世代)」のエレキギターやドラムが響く店で、

団塊世代の先輩方には申し訳ないが、おれはこの先輩たちのノリが苦手だ。

ママからマイクを渡されたが、ちょっと抵抗感があって、あえて毛色のまったく違うアメリカの映画音楽から、

思い出のサンフランシスコ、

ストレンジャーズインザナイト、

ラブミ―テンダー

を選曲した。

ところが、おれがマイクをもって舞台に上がると、クマポンもエレキギターを取って舞台に上がってきておれの横で弾き始めた。

グループサウンズのノリじゃないのに、よくおれのノリに合わせて弾けるな、と思いながら気持ちよく一曲目を歌うと、次にクマポンはエレキをママに戻してドラムをたたき始めた。

ということで二曲目と三曲目はクマポンのドラムで歌ったのだった。

おぬし、できるな!

と思わざるを得ない (笑)

その後、クマポンから招待されて文化学院を見学したときの印象は鮮烈であった。

おしゃれで自由の雰囲気のある生徒たちが活き活きしていて、女子生徒たちがみな笑顔で「熊川先生!」「校長先生!」と言って、クマポンに話しかけてくる。

なんと自由な校風で、これが文化学院かと思った。

しかしそれが文化学院の最後の輝きだったかもしれない。

与謝野晶子の孫である与謝野馨(財務大臣・金融大臣)が理事長であったが、その後、経営再建のためクマポンが校長から理事長代理に就任する。

しかし、オーナーたちの内部確執は激しさを増し、ついに理事長代理のクマポンが辞任し、さらに理事長の与謝野馨が亡くなると、文化学院は崩壊したのである。

国の方針に妥協せずに、日本と日本人の文化を探求し、自由な精神に根差した青少年を育成してきたユートピアは、その存在した事実は、はかり知れなく大きいものであったと思う。

でも、クマポンもおれもまだ若い。

いまはまだ手が回らないけれど、いつかまたこのような学院を、いや、文化学院を再興しなければならないと思うのです。

・・・・・・・・・

文化学院出身者(ウィキペディアより一部抜粋)

学術

  • 田中千代 – 神戸女学院大学教授、服飾教育者・デザイナー、田中千代学園創設者
  • 井口愛子 – 東京音楽大学教授、ピアニスト
  • 村井正誠 – 武蔵野美術大学名誉教授、画家、日本美術家連盟理事長
  • 浜田徳昭 – 九州大学芸術工学部助教授、指揮者、音楽理論家
  • 田島佳子 – 東京藝術大学客員教授、演奏家、長唄協会理事、紫綬褒章受章
  • 真下慶治 – 山形大学教授、画家、日展評議員
  • 原田芳郎 – 慶應義塾大学教授、フランス文学者
  • 何初彦 – 上智大学教授、東京大学新聞研究所所長
  • 戸田勝久 – 創造学園大学教授、茶道家
  • 福田和彦 – 元金沢美術工芸大学講師、美術史家、写真家
  • 中大路美智子 – 都留文科大学講師、建築学者
  • 宮川やすえ – 拓殖大学名誉教授、児童文学者、 日本児童文学者協会評議員
  • 佐藤昌三 – イリノイ大学名誉教授
  • 大津はつね – 東京工芸大学準教授、映像作家
  • 上笙一郎 – 元梅花女子大学助教授、児童文化研究家
  • 中込純次 – 別府大学教授、詩人、フランス文学者、文化学院監事
  • 黄瀛 – 四川外国語学院大学院教授、詩人
  • 尾中普子 – 大東文
    大学名誉教授、法学者、著作権法学会名誉会員
  • 篠田俊蔵 – 東北大学教授、青山学院大学教授、フランス文学者

文学

  • 杉本苑子 – 小説家、直木賞受賞、紫綬褒章受章、文化功労者、文化勲章受章
  • 野口冨士男 – 小説家、日本芸術院会員、日本文藝家協会理事長
  • 辻原登 – 小説家、芥川賞受賞
  • 大沢在昌 – 小説家、直木賞受賞
  • 金原ひとみ – 小説家、芥川賞受賞
  • 真鍋呉夫 – 小説家、俳人、読売文学賞受賞
  • 石田アヤ – 文化学院第二代校長、翻訳家(西村伊作の長女)
  • 岡田正子 – 翻訳家、演出家、フランス芸術文化勲章(シュヴァリエ章)受章
  • 久米穣 – 翻訳家、児童文学者、日本児童文芸家協会顧問
  • 山口年臣 – 翻訳家
  • 中島たい子 – 小説家 芥川賞候補
  • 高木敏子 – 児童文学者
  • 名木田恵子 – 児童文学者
  • 神沢利子 – 児童文学者
  • 村山桂子 – 児童文学者
  • 萩原葉子 – 小説家
  • 佐江衆一 – 小説家
  • 渋沢華子 – 小説家(渋沢栄一の孫)
  • 堀寿子 – 児童文学者
  • 三宅艶子 – 小説家
  • 岸井良衛 – 劇作家

映画・演劇

  • 水谷八重子 (二代目) – 女優、紫綬褒章受章
  • 長岡輝子 – 女優、菊池寛賞受賞
  • 高峰秀子 – 女優
  • 寺島アキ子 – 脚本家、日本脚本家連盟常務理事
  • 寺尾聰 – 俳優、歌手、紫綬褒章受章
  • すまけい – 俳優、ブルーリボン賞助演男優賞受賞
  • 水木洋子 – 脚本家、紫綬褒章受章
  • 木村功 – 俳優
  • 十朱幸代 – 女優、紫綬褒章受章、旭日小綬章受章
  • 犬塚弘 – 俳優
  • 牧野守 – 日本映像学会映画文献資料研究会代表
  • 井上章 – 映画美術監督
  • 大津皓一 – 脚本家、イタリア賞受賞、東京映像芸術学院創設
  • 南田洋子 – 女優
  • 星美智子 – 女優
  • 飯沢匡 – 劇作家、日本芸術院会員
  • 中嶋朋子 – 女優
  • 前田美波里 – 女優
  • 朝吹ケイト – 女優
  • 鶴田さやか – 女優
  • とよた真帆 – 女優
  • 山田正弘 – 脚本家
  • 中原多代 – 声楽家・発声法研究家
  • 中井庸友 – 映画監督
  • 菊島隆三 – 脚本家
  • 松山崇 – 映画美術監督(『羅生門』『七人の侍』)
  • 亀井文夫 – 映画監督
  • 石田基紀 – 映画プロデューサー
  • 西郡勲 – 映像作家
  • 武田光太郎 – 俳優、朗読家
  • 鴈龍太郎 – 俳優
  • 北沢彪 – 俳優、テアトル・エコー創設
  • 林大興 – 元俳優、武術家
  • 入江たか子 – 女優
  • 磯村みどり – 女優
  • 田中路子 – 女優、声楽家
  • 秋川リサ – 女優、ビーズ作家
  • 牧瀬里穂 – 女優
  • 増岡弘 – 声優、代表作『サザエさん』フグ田マスオ
  • 大西公平- 写真家

芸能・音楽

  • 貝谷八百子 – バレリーナ、貝谷バレエ団・貝谷芸術学院創設、紫綬褒章受章、勲四等宝冠章受章
  • 谷桃子 – バレリーナ、谷桃子バレエ団創設、紫綬褒章受章、勲四等宝冠章受章
  • 中原昌也 – ミュージシャン、小説家、三島由紀夫賞受賞
  • 小林裕 – オーボエ奏者(東京フィルハーモニー交響楽団首席奏者)
  • 小林麻美 – 元歌手・女優・モデル
  • 吉岡治 – 作詞家、日本作詞家協会常務理事、紫綬褒章受章
  • 米米CLUB
  • ジェームス小野田 – ミュージシャン
  • カールスモーキー石井 – ミュージシャン
  • 石丸寛 – 指揮者、九州交響楽団創設、初代音楽監督・常務理事、東京交響楽団評議員
  • 御木白日 – 詩人、PL学園女子短期大学学長
  • BON – ミュージシャン
  • ジョプリン得能 – ミュージシャン
  • 高木完 – ミュージシャン
  • 永井ルイ – ミュージシャン
  • 和田唱 – ミュージシャン、TRICERATOPSボーカル
  • ZEEBRA – ヒップホップMC
  • 竹中仁見 – ミュージシャン、SALON MUSIC
  • SWiNGiN – 音楽プロデューサー、作詞家、ミュージシャン、MovingFactory代表
  • 折原美樹 – バレリーナ
  • 酒井はな – バレリ
  • sayaca – タンゴ歌手
  • 平尾妙子 – ピアニスト
  • 勝井祐二 – ヴァイオリニスト
  • 寺沢正 – 詩人
  • 天童大人 – 詩人、朗唱家、字家
  • 笹公人 – 歌人
  • 山口洋子 – 詩人
  • 石橋秀野 – 俳人
  • 安井かずみ – 作詞家
  • 玉城そのみ – 画家、パフォーミング・アーティスト
  • 愛可 – モデル
  • 梅宮アンナ – 女優
  • なまたまご-タレント、アクション俳優
  • 安藤洋子 – コンテンポラリーダンサー

美術・漫画

  • 志村ふくみ – 染織家、紫綬褒章受章、重要無形文化財保持者(人間国宝)、文化功労者
  • 久里洋二 – アニメーション作家、紫綬褒章受章
  • 萩原英雄 – 版画家、日本版画協会理事長
  • 近岡善次郎 – 画家、安井賞受賞
  • 長沢節 – 画家、イラストレーター、セツ・モードセミナー創設、毎日ファッション大賞鯨岡阿美子賞受賞
  • 小倉宗衛 – 能面作家、日本伝統芸術文化協会理事長
  • 横尾茂 – 画家、安井賞受賞
  • 納富進 – 画家、日展評議員
  • 平田暁夫 – 帽子デザイナー、毎日ファッション大賞、鯨岡阿美子賞受賞
  • 小野寺玄 – 陶芸家、日本陶磁協会賞受賞
  • 鳥居ユキ – ファッションデザイナー、毎日ファッション大賞受賞
  • 木暮光孝 – 画家、ブラジル日系美術館館長
  • 李仲燮 – 画家
  • 岩田準一 – 画家、風俗研究家
  • 上田哲農 – 画家、登山家
  • 秋野卓美 – 画家
  • 石井茂雄 – 画家
  • 竹久みち- デザイナー
  • 小川孝子 – 画家
  • 關紫蘭 – 画家
  • 福島秀子 – 画家
  • 北村巌 – 画家
  • 田坂乾 – 画家
  • 田坂ゆたか – 画家(石井柏亭の四女)
  • 松村三冬 – 画家(石井柏亭の三女)
  • 山本蘭村 – 画家
  • 角章 – 画家
  • 藤野一友 – 画家
  • 宮脇愛子 – 彫刻家
  • 山下清澄 – 版画家
  • 野口道方 – 染色家
  • 佐藤健 – 写真家
  • 荒井良 – 人形作家
  • きたやまようこ – 絵本作家
  • 今井寿恵 – 写真家
  • デュランれい子 – 版画家
  • 稲葉賀恵 – ファッションデザイナー、ビギ創設
  • 芝山吉邦 – 陶芸家
  • 丹阿弥丹波子 – 銅版画家
  • 船越道子 – 画家
  • 森田麗子 – ファッションデザイナー
  • 河原淳 – イラストレーター
  • 植田いつ子 – ファッションデザイナー
  • クニエダヤスエ – テーブルコーディネーター
  • 中村乃武夫 – ファッションデザイナー
  • 水野正夫 – ファッションデザイナー
  • あいだケイ – インダストリアルデザイナー、イラストレーター
  • 菊池武夫 – ファッションデザイナー、ビギ・メンズビギ創設、メンズビギ・TAKEO KIKUCHI初代デザイナー
  • 三輪泉 – 舞台美術家
  • ムライタケシ – 絵本作家、イラストレーター

政治・経済

  • 青地晨 – 評論家、日本ジャーナリスト専門学校初代校長
  • 戸川エマ – 評論家、映倫管理委員、東京都青少年健全育成審議会会長
  • 山東昭子 – 参議院議員、参議院副議長、科学技術庁長官
  • 遠藤利 – 元茨城県常総市市長
  • 崔文郷 – 韓国外交官
  • 成嶋弘毅 – 竜の子プロダクション代表取締役社長
  • 松崎武吏 – 月刊少年ガンガン編集者
  • 境直哉 – 第一企画(現:アサツー ディ・ケイ)創設者
  • 高澤正樹 – 新潟放送相談役・元社長、新潟市芸術文化振興財団理事長
  • 松村益二 – 四国放送社長・相談役、民放連理事・放送基準審議会議長
  • 泉毅一 – 日本教育テレビ(現:テレビ朝日)常務
  • 大島敬司 – 日本文華社(現:ぶんか社)創設
  • 片口泰 – 東芝音楽工業(現:EMIミュージック・ジャパン)専務
  • 内田孝資 – 松竹大船撮影所所長
  • 竹内四郎 – 山王国際会館専務
  • 露木豊 – 芹沢・井上文学館初代館長
  • 胡暁子 – シンガポール赤十字社副総裁、紫綬褒章受章、シンガポール国家功労章受章


みどり 関連ツイート

ごみどりはひどいけどwwwwwwwwwwwwwwwwww
みどりパイセンもやればいいんじゃ?
ごみどりwww
RT @saekuroyou: 本日の鎌倉風致保存会みどりのボランティア「大仏切通し」でした🌳
先週の新年初の「十二所果樹園」は参加出来なかったので今年初めてのボランティア作業となりました😊
今月は26(土)「御谷」ボランティア・お話サロン14時〜、大路ビルA教室にてテーマ「主…

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